もののaware

飛騨にありて福島を思う

スツールを贈る


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かねてから製作していたスツールが完成しました。

タイトルは「荷物置き付きハイスツール」。材種はナラ、塗装は現地の雰囲気に合うようブラウントナーをチョイス、座は自然素材の帆布で仕上げました。ネイビーとブラウンの組み合わせが気に入ってます。

構想が始まったのは、2020年の年の瀬。僕の地元福島に、大学の後輩が「self space しおりば」という場所を作りまして、僕がその運営理念に痛く共感したもので、これは是非何が作らせてもらおうということで始まりました。

(self space しおりばについてはこちら→http://selfspace-shioribar.com/

工夫した点は、

・テレワークや勉強等で長く座っても疲れにくい、程よい弾力(主観)の座面

・中断の荷物置

・下段の足置

です。

高さは現地のカウンターの高さ(900mm)に合うよう600mmで設計しました。一人でも多くの方に座っていただけると嬉しいです。納品は5月頃を予定しています。

 

また、撮影は岐阜県高山市の「村半(むらはん)〜高山市若者等活動事務所〜」で行いました。
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ここがまた素敵な場所で、かつて実業家の村田半六が所有していた町家をリノベーションして作られたコミュニティ施設です。

高山市の伝統的建造物群「古い町並み」の中にあって自主学習やテレワーク、イベント等で自由に使えるこの場所、子供から大人まで老若男女問わず沢山の人達が思い思いに利用しています。このブログもここで書いたりしますし、この前は置いてあるAKIRAを読破しました。名作。そして利用は基本的に無料。これで市営。凄いです。

岐阜県高山市のコミュニティスペースから福島県矢吹町のセルフスペースへ。そんな縁も込めたこのスツールからなにか新しいことが始まると嬉しいですね。


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