紅一点
先日、渓流釣りに出掛けた際の一枚。
うっそうとしたスギ林の中で、緑に囲まれたモミジを発見。
不思議なことに、このモミジにだけスポットライトのように光が当たっていました。
これを見て「紅一点」という言葉が思い浮かびました。調べてみると、もとは漢詩において、「緑の草むらの中に赤いザクロの花が咲いている」風景から生まれた言葉だとか。
現在では、男性の中に一人混ざっている女性のことを指す言葉になってしまいましたが、なるほど、今回のモミジはまさに「紅一点」の由来に近しいものなわけです。
そして紅一点=女性を指すという意味合いは、古い価値観の言葉って感じですね。この意味ではだんだん使われなくなるんじゃないかなあ。