相双地域へ行ってみる
今日から福島に来ている。
短い期間ではあるが、より福島のことを知ってから、岐阜へ向かおうと思う。
福島県には59の市町村があるが、まだ行ったことがない市町村も多い。
自分の中で、「行ったことがある市町村」とは、次のいずれかに当てはまる市町村である。
1)観光をしたことがある(例えば登山も含む)
2)イベントに参加したことがある
3)チェーン店以外で、買い物をしたことがある
つまり、通過しただけでは行ったことにはしていない。
「あそこの〇〇という店は美味い」とか「あそこの△△という場所はとてもきれい」とか、自分の実体験をもとにその市町村について語れるかどうかが基準だ。
この基準で言えば、行ったことがない市町村は以下の通りだ。
もう少しでコンプリート!
・南会津地方(4町村中0町村)
コンプリート!大好きな地域だ。
・中通り北部(8市町村中5市町)
なかなか行けずに申し訳ない!
・中通り中部(12市町村中1町)
小野町
もう少しでコンプリート!
・中通り南部(9市町村中3町村)
もう少しでコンプリート!
・相双地方(浜通り北部) (12市町村中10市町村)
新地町、相馬市、飯館村、南相馬市、浪江町、葛尾村、双葉町、大熊町、富岡町、川内村
全然行けてません・・・
・いわき地方(浜通り南部) (1市中0市)
コンプリート!といってもいわき地方はいわき市しかないけど!
こうしてみると、地元である中通り中南部と、特に豊かな自然と名峰のある会津地方の制覇率は高い。
一方で、地元から遠い中通り北部と、相双地方はあまり行けていない。
特に沿岸地域である相双地域。津波と原発事故による被害が甚大で、いまなお復興の道半ばである。一部地域は、帰還困難区域に指定されている。
☆最新の帰還困難区域・避難指示が解除された箇所はこちら(福島県HP ふくしま復興ステーション(復興情報ポータルサイト))
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/list271-840.html
そして、この地域の現状に対して、恥ずかしながら僕はあまり理解できていない。理解できていないのに、このブログで福島の未来や原発についてあーだこーだ語っているのである。自分で自分が情けなく感じる。
福島について、より詳しくより正しく発信していくために、自分が福島のために何ができるかを見つけるために、この機会に相双地域を訪れてみようと思う。
とりあえず今言えることは、相双地域には課題が山積しているが、暗いニュースばかりではないということだ。困難に立ち向かい、前を向いて進む人たちがたくさんいる。
この連休で全ては行き切れないと思うが、マップを埋める旅に出るとしよう。