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飛騨にありて福島を思う

光南雪辱!聖光学院敗れる

福島県民にとって、少しばかりびっくりするニュースが飛び込んできました。

高校野球夏の甲子園出場をかけた福島県大会で、2007年から13連覇中だった聖光学院が敗れました。もし14大会連続甲子園出場となれば歴代最多タイ記録でした。

 

聖光学院高校野球部は、福島県民のみならず高校野球に詳しい人誰もが認める、県内屈指の強豪校です。僕自身が野球に興味を持ち始めたのがちょうど2006年頃だったので、それからというもの聖光学院が県大会で敗れるのを見たことはありませんでした。

 

そんな圧倒的王者でしたが、ここ数年は他の高校との力の差は縮まってきていました。聖光学院を王者とするならそれに次ぐ県内No.2ともいえる日大東北、同じく私学でしのぎを削りあう学法石川、公立の雄である光南福島商業など、聖光一強に待ったをかける状況になりつつありました。

 

そして迎えた今大会の準々決勝。相手は去年の準優勝校の光南高校。1対1のロースコアゲームで進む投手戦でしたが、均衡を破ったのは光南。8回に長打が絡み4点を勝ち越し、そのまま5-1で光南高校の勝利となりました。

 

聖光学院の連続出場の記録は途絶えましたが、記録はいつか途絶えるもの。歴代部員の皆は年々増していく連覇という重圧とも闘っていたのだと思います。いままでたくさんの名勝負を見せてくれてありがとう!

 

そして、光南高校おめでとう!近年の福島県大会で公立校で一番甲子園に近いと言われてきましたが、やはり実力のあるチームに育ってきましたね。甲子園出場となれば2006年大会のハンカチフィーバー大会以来となります。

 

福島県大会は4強がそろいました。対戦カードは日大東北郡山市-福島商業(福島市、福島成蹊福島市-光南矢吹町)。

この4校に関しては、もう大本命というものはないでしょう。例年安定して強い日大東北、今年の春の大会で準優勝した福島商業、準々決勝で優勝候補の学法石川にコールド勝ちした福島成蹊、そして聖光に勝った光南。どこが優勝してもおかしくありませんが、個人的には、実家に近い日大東北光南を応援しています。

 

準決勝は7月24日。梅雨も明け、いよいよ本格的な夏が始まる感じがします。新たな歴史の始まりを要チェック!今日も暑さに負けず元気にいきましょう。夏の到来を思わせる爽やかな一曲とともに!

 

ふたりのオルケスタ

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