もののaware

飛騨にありて福島を思う

木の贈り物

箸を作っています。工房を卒業していく先輩へのプレゼントです。

 

箱とかスツールとか、機械加工がメインのものは作る機会が多いけれど、一から手で仕上げていくカトラリー系は作ったことあまり無かったなと思います。

やり方はシンプル。傾斜の付いた溝を彫って、そこに材料の9mm角程度の木を置いて、傾斜の分はみ出た部分をカンナで削る。

 

僕がちょくちょくお世話になっているヒダクマさん(株式会社飛騨の森でクマは踊るさん)でも先日ワークショップが開催されていたようですね。見に行きたかった!

箸づくりは木工に馴染みのない人でもお手軽に挑戦できるし、プロがやりこもうと思えばいくらでも趣向を凝らせる、とても良いワークショップになりそう。

この前は工房の仲間と、どうやったら五角形の箸が作れるかと議論して、結論、今の俺らには無理!となりました(笑)その後ネットで調べても、確かに五角形は難しいとのこと。ちなみに写真の方法では四角形ができます。そしてその角を落とせば八角形もできますね。

 

誰かへの贈り物を持っている時間、作っている時間は、そわそわして、自分がなんだか嬉しくて楽しい気分になりませんか。例えば家族や友人へのお土産を選んでいる時間とか。

 

工房内では、箸チームとお盆チームに分かれて、お膳セットを贈ろうとしています。先輩に見つからずコソコソやるしかないのと、それとは別にスツール作りの課題もあるので、ここから3月までは本当に忙しい!気合を入れて春を待つ!


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